本来、EDA(探索的データ分析)はとても時間がかかります。
ここに時間を掛けないと、なかなかデータの本質を探しにくいものです。
EDAの時間短縮に役立つライブラリがPandasGUIです。
コードは僅か3行。
import pandas as pd
from pandasgui import show
show()
これだけです。別ウィンドウでpandasGUIが起動するので、データ分析したいcsvファイルを選択(import)すれば、ドラック&ドロップでデータをいじれます。

使い方
下記のcsvファイル👇でEDAしてみます。
データは時系列の株価と金利、日銀の広義流動性といった内容です。

importからファイルを選択すると、下記のようにデータが表示されます👇
このデータテーブルは、「日付」や「日経平均」などのタブをダブルクリックすると、昇順・降順のソートができます。
選択してエクセルへの貼り付けも可能です。

statisticsで統計情報が見れます。データ数:38行8列。最大値標準偏差、最小値、最大値が既に計算されています。

Grapherでグラフを表示。ノーコードでドラック&ドロップなので楽です。

グラフの例👇3D散布図グラフ
plotlyで表示されるので、グラフをインタラクティブに動かせる。
米国10年金利と原油、日経平均株価の相関は無さそうです。


Code Exportボタンか、グラフの右上にあるProduced with Plotlyをクリックすると、表示されているグラフを描くPythonのコードを記録することができます。
グラフの例👇折れ線グラフ

グラフの例👇散布図グラフ


Filters(フィルター機能)があり、条件を入力すると、自動的にグラフ表示も切り替わる👇

グラフの例👇棒グラフ

エクセルの様なピポットテーブル機能もあります。👇

